終活とは



少子高齢化が生み出したものの一つに、

「経済規模の縮小」が挙げられます。

これにより、特に不動産価格の上昇がほとんど見られなくなり、

不動産は「負動産」になりつつあります。

これまでの経済状況では、

「相続」=「財産がもらえる」

だったものが、

「相続」=「無理難題を押し付けられる」

という様に変わっている現状があります。

これが意味するものは、高度成長時代を生き抜いた親が、

「価値がある」

「値が上がる」

などの考えでため込んだ

「無価値」

「値下がりする」

ものの処分を子孫に押し付けるということです。

「書画骨董」=「偽物」

「投資用不動産」=「詐欺」

これが親たちの描いた現実なのです。

ここで生まれるのは、

「子孫のためになにか残したい」

という親の気持ちと

「とにかく必要ないからやめてくれ」

という子孫の気持ちのギャップだったりします。

お金持ちのお年寄りにたかるのは、

「宝石詐欺」「着物詐欺」「海外投資詐欺」などいくらでもありますが、

殺し文句は

「非常に価値が高いものですので遺産としても価値があります」

というセリフです。

さらに怖いのは、「買取保証」です。

「買取保証もありますので将来的にも安心です」

これ、いくらで買うとか、全く保証がないし、

そもそもその会社が将来存続する保証もありません。

相続の現場からの経験でお話しすると、宝石や書画骨董は、

ごくまれにしか高価で売却できた試しはありません。

着物などのほとんどは、廃棄処分です。

海外投資も、

山林詐欺と同じで現地に行っても投資した建物そのものがなかったり、

どれが対象の不動産かわからないほどひどいものです。

ほとんどの方は

「子孫にいい財産を残せた」

と信じてお亡くなりになります。

子孫が親の人生の後始末に苦労しようともです。

一部、ごく一部の方が「終活」という自分の人生の後始末をしようとします。

現実には、エンディングノートや遺言書、相続税対策をされる方ですら、

終活という人生の後始末をする方はまれです。

人は自分の失敗を認めたくありません。

自分が騙されたと思いたくないからです。

死ぬときに

「頑張って子孫にたくさん財産を残した」

と思うのと

「騙された、失敗だった」

と思うのは違います。

ただし、いい気分でお亡くなりになられた方の子孫のほとんどは、

「争族」と「負動産」

を抱えて争い、やがて離散して二度と元に戻りません。

そうなってしまった子孫は、

絶対に親に感謝することはありません。

墓参りすらしなくなります。

つまり自分自身では

「いい親」

のつもりで

「独りよがりのやりたい放題」

をしているのに過ぎないということです。

ごくわずかの、非常に頭のいい方たちは、この現実に気が付いていて、

この方たちから始まったのが「終活」というムーブメントです。

「子供たちに迷惑をかけないように財産関係を整理しておこう」

これが本当の親心であり、子孫に感謝される親の気持ちだと思います。

つまり、

「終活」=「発つ鳥、後を濁さず」

というのが、その本質です。

逆に相続する立場から親に終活を勧めるというの必要ですが、

「人は他人の言葉では変わらない」

という心理法則が働くので、なかなか難しいようです。

そういう場合は、まず専門家の意見を聞いてみることをお勧めします。

セミナー等の参加もいいでしょう。

終活ソムリエにご相談いただいても構いません。

終活ソムリエでは、

「終活、まず何をどうしたらいいかわからない」

方のお手伝いをいたします。

どうぞ、お気軽にご相談ください。



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